【転生したらスライムだった件 10話感想】ネームドで尽くイケメン&美女になったオーガ達
第10話「オークロード」
(あぁ幸せだ…!なんせスライムの姿じゃ味覚無かったからな。この世界に来てから初めて味わう食べ物の味…あぁ生きてるって素晴らしい…!)
「提案なんだけどさ、お前たち全員俺の部下になる気はあるか?ま、俺が支払うのは衣食住の保証のみだけどな」
「お前たちに何かあった時には俺も一緒に戦う。俺は仲間を見捨てない」
「オーガの一族は戦闘種族だ。人に仕え戦場を駆けることに抵抗はない。主が強者ならなおのこと喜んで仕えよう。契約はオークの首魁を打ち滅ぼすまででいいか?」
(こいつの気持ちにもっと配慮すべきだったな…。本当なら今すぐ刺し違えてでも仇を討ちたいだろうに…これは自分自身の不甲斐なさを飲んだ一族のかしらとしての決断だ)
「俺の配下となった証に名をやろう」
「今は進化して鬼人となり頂戴した名の紅丸を名乗っています」
(あ、思い出した。名付けした途端スリープモードになったんだ)
《上位の魔物に名付けをした場合それに見合う魔素を消費します》
(つまりたった6人に俺の魔素のほとんどを持っていかれたってことか…)
「20万もの軍勢をまとめ上げているオークがいるのならば伝説のユニークモンスター オークロードの存在を疑わねばなるまい。
本当にオークロードが生まれたのだとすれば勝利は厳しいだろう。オークロードは味方の恐怖の感情すらも食らう正真正銘のバケモノなのだからな」
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