【転生したらスライムだった件 9話感想】人間の姿になっていろいろすることがある!オーガ達と戦闘!
第9話「大鬼族の襲撃」
(人の姿になった時の性別を確認しないわけにはいかないよな。まぁもう感覚でなんとなく分かってんだけどさ)
(そうだよ。せっかく人に擬態できるようになったんだから美味しいご飯食べまくってやる!)
「今夜は宴会の予定だ。美味しそうな獲物を頼むよ」
「いっぱい食べたらおっぱいも育つっすかね?」
「すみません!ゴブタにはきっちりと教育しておきますので!」
<俺はヴェルドラが封印されていた洞窟にやってきた。シズさんから受け継いだユニークスキル変質者の効果を試しておこうと思ったのだ。誰の迷惑にもならない場所で。
変質者は字面から受ける印象はともかく彼女の思いが込められた大事な能力だ。
その能力とは統合と分離>
《個体名ランガからの思念伝達。声音から救援要請と推測》
「貴様の言葉など聞く耳を持たん。全てその仮面が物語っている」
「エビロンムカデの麻痺吐息、ブラックスパイダー粘鋼糸、アーマーサウルスの身体装甲…」
(あの爺さん俺が捕食した魔物と獲得したスキルを一目見ただけで言い当てやがった。手の内を見せすぎるのはマズいかもな)
「片手を切り落とした程度で俺に勝ったつもりだったのか?」
悪役がよくやるやつだww
「冷静になって考えてみてください。これだけの力のある魔人様が姑息な手段を用いて豚どもに我らが里を襲撃させるなど不自然です」
「何者なんだお前は…!」
「俺?俺はただのスライムだよ」
「ちなみにこの仮面はある人の形見だ。何ならお前の里を襲った奴のと同じか確認してもらって構わない」
「申し訳ない。どうやら追い詰められて勘違いしてしまったようだ。どうか謝罪を受け入れて欲しい」
<こうして理由も分からずに始まった争いは終わった。オーガの姫が昏睡の魔法を解除しゴブリンたちは目覚めた>
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